セカンドオピニオンとは、病院・クリニックなどで既に診療を受けている患者様が、現在の診断・治療法などについて、他の医療機関・医師の意見を聞き、その意見を患者自身が今後の治療法を決定する際の参考材料とすることです。日本の歯科医は皆、基本的な知識と経験は一様に持っていると考えられます。しかし、歯科医によってそれぞれ個性や強みがあるのも事実です。治療を進める上で大切なのは、患者様が主体的に考え、十分に納得のいく選択をしたうえで治療を受けることです。セカンドオピニオンは、自分の疾患の状況について、他の医師の視点を取り入れ、よりよく理解するのに役立ちます。 最近は、患者様がより適切な治療を受けられるようにと考え、セカンドオピニオンを勧める医師が増えています。

セカンドオピニオンを利用するメリットには、例えば下記のようなものがあります。

• 自分の疾患に関する理解を深めるうえでの手助けになる。
• 明らかな誤診があった場合に、誤診に基づく治療を避けられる。
• 主治医には遠慮して口に出せなかった疑問を聞きやすい。