外傷|はまわき歯科|東浦和駅の歯科・歯医者|土日祝日診療

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外傷|はまわき歯科|東浦和駅の歯科・歯医者|土日祝日診療

乳幼児のお口の中のケガ

乳幼児のお口の中のケガ

1歳児から3歳児くらいまでは、家庭内での転倒により乳歯の損傷、脱臼があります。体型も頭が重く運動能力、反射神経も未熟のため手で支えることが出来ないため頭部や顔を強打してしまうことがあります。そして年齢とともに家の中だけではなく公園などの遊具や乗り物などで遊べるようになると恐怖感を知らない活発な行動により外傷も多くなります。口腔内の外傷は、軽傷なものが殆どですが、歯の完全脱臼や重度裂傷、顎骨骨折まで伴うこともあり緊急性も含めた適格な対応が必要になります。口腔内の外傷で多くみられるのは歯の破折、歯の靭帯が切れる亜脱臼、歯が移動してしまう脱臼、そして口唇や歯肉の裂傷です。その他にも舌を切ってしまったり裂けてしまう裂傷など縫合が必要なケースも珍しくありません。

もしお口のケガをしてしまったら

突然おこる外傷にはお母さん、お父さんもビックリして慌ててしまいます。特に出血の量が多いとさらにパニックになることがあります。そんな時はまず大切なのは落ち着くことです。そして泣き叫んでいるお子様も落ち着かせてあげてください。

冷静に状態を観察してください

まずは、全身の外傷の部位を確認すること!頭部や四肢は大丈夫か!目の周りがパンダのような目になってないか?耳の後ろにアザのような変化が起きてないか?状態によっては脳からの出血の疑いも考え速やかに脳神経外科を受診させないといけないこともあります。

止血をしましょう!清潔なガーゼなどで応急手当

基本的にはハンカチやタオルなどで唾液を拭ったり出血部位を押さえて様子を見てください。ティッシュペーパーはちぎれやすく、飲み込む危険があるので口腔内には使用しないでください。また唾液の量が多いので出血しているように感じますが、軽傷の場合ほとんどが5分程度で止血できます。歯肉からの軽い傷、浅い傷からの出血であれば止血していれば、慌てて早急に受診する必要はないでしょう。また上唇小帯の裂傷の場合は、深さにもよりますが、そのまま様子をみて問題ありません。小児の口腔粘膜の治癒経過は、成人と比べると早いものです。唇や舌の場合は深く切れることも多く縫合が必要になることが多いです。そして縫合した方が傷口はきれいに治ります。傷跡が残らないように将来的なことを含めて適切な処置が必要です。

お口の中の出血で受診するのは何科?

お口の中を切るケガの治療なら歯医者さん

お子様が口の中を切るようなケガをした際には、歯への影響も考慮して小児歯科のある歯科医院に電話をしてみましょう。

重症の場合は急いで救急車を呼びましょう!

意識がはっきりしない、出血量が大量で止まらない、痙攣しているなどの場合は、急いで救急車を呼びましょう。救急にかかる判断ができない場合は、緊急相談窓口全国共通(局番なし♯8000)に問い合わせることもできます。

舌や頬の内側から
出血するケース

舌を切ると大量に出血して赤ちゃんの命にかかわるのではないかと心配になるかもしれませんが、出血が少なくて傷が小さいようであれば、経過観察で問題ありません。念のため歯科への受診をおすすめします。傷が大きくて出血が収まらないときは、縫合が必要な場合もあり注意が必要です。その際は清潔なガーゼやハンカチで圧迫しつつ、歯科医院で診てもらいましょう。

外傷は専門的知識と技術、経験が必要です

外傷は専門的知識と技術、経験が必要です

当医院院長は、日本外傷歯学会認定指導医で外傷について専門的な知識、技術で対応します。当院の特徴として、外傷による救急車の受け入れに対応している医院です。また、救急からの紹介による来院や他医院からの紹介も多く、市内に限らず埼玉県広域から依頼を受けています。外傷の治療の後は、小児歯科、矯正治療、口腔外科などの治療を要することもあり、その場合はそれぞれの専門分野の非常勤ドクターが対応しているのも大きな特徴です。小児だけでなく、子どもから大人までのスポーツによるケガ、交通事故による外傷、あらゆるケガに対応しています。お困りの際は遠慮なくご相談ください。